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Akira Sakata 6tet​+​Syuichi Chino live at Kamuy Tura no '83

by AKIRA SAKATA

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about

このアルバムはカセットテープの音源からジム・オルークがリミックスしてくれたものです。
1983年、当時阿寒湖のアイヌ部落の客人であった漫画家の赤塚不二夫さんから「おい、サカタ!俺の友達のアイヌの連中が屈斜路湖でジャズフェスティバルをやろうと言ってるんだが協力してくれるか」といわれて、「はい、分かりました。、では事務所と相談します」と答えたがのが事の始まりだった。私の所属事務所、当時アクト・コーポレーションをやっていた川村年勝、そして机を並べていた別会社、山下洋輔さんの会社ジャム・ライスの岩神六平の二人がよーしといって動き出し、ポン友の構成作家高平哲郎らが赤塚先生とともに動き出した。弟子屈町とアイヌに人たちも動き出した。司会は当然タモリである。当時午後の定期バング意味であった「笑っていいとも」へは出演者がつながって出演して宣伝しまくった、宣伝費ゼロ!!!結果は屈斜路湖畔に1万人集まった。
フェスティバルのタイトル「カムイト゜ラノ」とは「神々とともに」言う意味である ト゜ラノはtura no であり、フォントはないけれどト゜と表記する。日本列島の先住民であるアイヌ民族は狩猟採集漁労を中心に神々とともに生きてきた歴史を持っていた。従って、職業の文化はなかった。(過去形であるのは北海道を明治政府によって日本に併合されてしまったから、狩猟採集漁労という生活様式とアイヌ語という文字を待たない口承文化故、一度伝統文化がズタズタにされてしまった)だから、アイヌ文化には音楽をお客さんに向かって演奏する事はなかった。神々に向かって演奏するのである。平たく言えばつに奉納演奏という事になる。もちろん自分のために演奏することは当然必要である。そのような歴史に翻弄されて生き残ってきたアイヌ民族からの発案によってこのフェスティバルが行われて大成功したのである。しかし皮肉なことに、大成功したがゆえに翌年もう一回やるのが精一杯であった。資本主義の泣き所が露呈したがためだ。

credits

released November 16, 2020

Kamuy tuna no '83
Akira Sakata sextet + Shuichi Chino

cassette tape A:1,UMA by Akira Sakata
2、Mr.H.M.part 1  23'29"
cassette tape 2: 3、Mr.H,.M.part 2 7'05"

musician:
Akira Sakata (altsax,voice)
Osamu Matsumoto(trombone)
HIroshi Yoshino(wood bass)
Tamio Kawabata(e.bass)
Nobuo Fujii(drums)
KIyohiko Senba(perc.)
Shuichi Chino(piano,key)

Produced by Jam rice & Act Corporation
Recorded at Kamuy Torano ::
Kussyaroko Jazz Festival '83
Recorded on 30.Juluy 1983
Recorded by Fumio Nii
Mixed by Jim O'Rourke(2020)

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